「沖縄で暮らすのに車は必須か?」という疑問、私自身も日々考えています。先日、沖縄本島中部でリモートワークをしている友人に電話で尋ねたところ、彼の答えは明快でした。
「車は、単なる移動手段じゃない。沖縄では生活そのものだよ。そして、どんな車を選ぶかが、暮らしの質を左右する」と。
彼から聞いた、移住を控える私たちにとって特に重要な「車選び」のポイントを共有します。
1. 塩害との戦い:『防錆加工』は必須の保険
沖縄は海に囲まれているため、車は常に塩害にさらされます。特に台風シーズンや海岸沿いの道を走ると、あっという間に車体の下部が錆びてしまうそうです。
- 彼からのアドバイス: 中古車を購入する際は、車の下回り(シャーシ)の状態を必ず確認すること。新車でも中古車でも、購入後すぐに防錆加工(アンダーコート)を施すのが、車を長持ちさせるための「沖縄の常識」だそうです。
2. 狭い道と維持費:やっぱり軽自動車が強い
彼自身は普通車に乗っていますが、奥様は軽自動車を利用しているとのこと。
- 彼からのアドバイス: 観光地や集落の道は意外と狭く、駐車場も限られます。小回りが利いて維持費(税金や保険)が安い軽自動車は、日常の買い物や近隣への移動に非常に便利。二拠点生活や単身移住であれば、軽自動車が最も現実的で賢い選択肢かもしれません。
3. 車こそ、コミュニティのツール
彼が最も印象的だったと語ってくれたのは、車が単なる移動手段を超えた役割を持っていることでした。
- 「沖縄では、週末に地元の食材を買いに遠出したり、仲間を誘って穴場のビーチに行ったり、車が人と人、そして人と自然を繋ぐツールなんだ。だから、燃費や利便性だけでなく、『この車でどこに行こうか』とワクワクできる相棒を選ぶのが一番だよ。」
彼の話を聞いて、私自身の移住計画のリストに「良質な軽自動車を探す」が追加されました。東京にいる今のうちに、情報収集を進めておこうと思います。
観光では見えない、私の沖縄
【東京より愛を込めて】 運営者である私が、沖縄移住という夢に向かう中で、すでに現地で新生活を始めている仲間たちから聞いた、生の声をお届けします。


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