「二拠点生活」の現実:留守中の沖縄の家をどう守るか

「二拠点生活」の現実:留守中の沖縄の家をどう守るか 沖縄ベースブログ
「二拠点生活」の現実:留守中の沖縄の家をどう守るか (写真はイメージです)

いきなり移住ではなく、まずは「沖縄にセカンドハウスを持ち、二拠点生活から始めたい」と考えている方も多いと思います。しかし、沖縄の家は、本土とは異なる独特の環境にあります。

先日、那覇市外で二拠点生活を実践している仲間から、留守中の沖縄の家を「守る」ためのリアルな苦労と対策を聞きました。

1. 湿気とカビ:閉め切ると家が「呼吸」を止める

最も深刻な問題は、長期間家を空けることによる湿気とカビの猛威だそうです。

  • 彼からのアドバイス: 「特に梅雨から夏にかけて、家を閉め切ると湿気が室内にこもり、家具や壁、衣類がすぐにカビる。湿気と塩害対策は、防犯以上に重要だと思った方がいい。」
  • 対策: 彼は、定期的に空気の入れ替えと除湿機の排水作業をしてくれる「見守りサービス」を、友人や専門業者に依頼しているそうです。

2. 台風時の「緊急対応」をどうするか

台風は予測できても、直撃時の被害は予測できません。

  • 彼からのアドバイス: 「自分が本土にいる時に台風が直撃すると、不安で何も手につかなくなる。事前に窓のシャッターや雨戸の確認、庭の片付けを徹底し、信頼できる隣人や管理会社に緊急連絡先を伝えておくことが、精神的な安定に繋がる。」

3. 空き巣、害虫、雑草との戦い

長期の不在は、空き巣や害虫、庭の雑草の繁殖といったリスクを高めます。

  • 彼からのアドバイス: 「ポストに郵便物が溜まらないよう転送手続きをするのはもちろん、庭の雑草が伸びすぎると『空き家』だと一目で分かってしまう。定期的な庭の管理も、家の防衛策の一部だと考えるべきだ。」

二拠点生活は魅力的な一方で、「本土にいながらにして、沖縄の家のメンテナンスをどうするか」という課題が常に付きまといます。私も彼の話を聞いて、移住に向けて、まずは沖縄で見守りをお願いできる信頼できるネットワークを作っておこうと決意しました。


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観光では見えない、私の沖縄

【東京より愛を込めて】 運営者である私が、沖縄移住という夢に向かう中で、すでに現地で新生活を始めている仲間たちから聞いた、生の声をお届けします。

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