沖縄の生活で「想像と違った」とよく聞くのが、生鮮食品の買い物についてです。私も東京では当たり前だった習慣が、沖縄では通用しないのか?と気になり、那覇市外の住宅街に住む仲間から、スーパーと市場のリアルを聞いてみました。
1. スーパーの品揃え:「本土の魚」は少ない
- 彼からのアドバイス: 「魚介類コーナーは、本土のスーパーとは全く違う魚が並んでいる。グルクン(タカサゴ)やイラブチャー(アオブダイ)といった沖縄の地魚がメインで、マグロやカツオといったメジャーな魚はあっても、本土でよく見るサンマやアジ、サバなどが店頭に並ぶことは少ないよ。」
- 対策: 魚介類をメインに考えているなら、地元の魚の調理法を学ぶか、漁港近くの直売所を狙うのがおすすめです。
2. 野菜は「島野菜」が主役
野菜コーナーもまた、ゴーヤーやナーベラー(ヘチマ)、島ラッキョウなど、島野菜が中心。
- 彼からのアドバイス: 「キャベツやレタスなどの本土野菜は売っているけれど、輸送コストがかかるためか、値段が高めに感じることがある。逆に島野菜は新鮮で安いから、自然と献立が沖縄風になるよ。」
- ヒント: 旬の島野菜や、地元農家の直売所を積極的に利用するのが、食費を抑え、沖縄の食文化を楽しむコツだそうです。
3. 「市場」は観光地ではない、生活の場
那覇の公設市場などは観光地化していますが、地域に根ざした小さな市場は、地元の人々の生活の場です。
- 彼からのアドバイス: 「市場のおばあ(ウミンチュ)は、最初はとっつきにくいかもしれないけれど、何度か通ううちに顔見知りになると、おまけをしてくれたり、美味しい調理法を教えてくれたりする。地域との繋がりを作る最高の場所だよ。」
沖縄での買い物は、単にモノを買うだけでなく、食文化と人との繋がりを学ぶ場でもあることを知り、私も今から島野菜のレシピを勉強しておこうと思いました。
観光では見えない、私の沖縄
【東京より愛を込めて】 運営者である私が、沖縄移住という夢に向かう中で、すでに現地で新生活を始めている仲間たちから聞いた、生の声をお届けします。


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