東京ではそろそろコートが必要になる頃ですが、沖縄はまだまだ暖かく、海に入れる日もあります。しかし、沖縄には「冬がない」わけではなく、「寒さが緩い冬」があります。この独特の気候が、移住後の生活にどんな影響を与えるのか、現地在住の仲間からリアルな話を聞きました。
1. 「冬」の寒さは予想以上
沖縄の冬(12月~2月)は平均気温が17~18℃前後と温暖ですが、意外な落とし穴があるそうです。
- 彼からのアドバイス: 「最高気温は高くても、建物に暖房設備がない家が多く、外より室内の方が寒いと感じることがある。また、本州と違って湿気が多いから、寒さが体の芯に染みる。厚着をするか、小型の電気ヒーターで足元を温めるなどの対策が必要だよ。」
- 彼は、薄手のダウンジャケットやパーカーなどで調整する「重ね着」が沖縄の冬の基本だと教えてくれました。
2. 服装と収納の劇的な変化
移住者は、本土で着ていた厚手のコートやウールのセーターなどの「冬服」を大量に処分することになります。
- 彼からのアドバイス: 「冬服を収納する必要がない分、収納スペースを広く使えるのは大きなメリット。衣替えの概念もほとんどなく、一年中Tシャツや半袖の上に薄手のカーディガンを羽織るスタイルが主流になる。衣類への湿気対策だけは年中怠らないこと。」
3. 「四季」を楽しむ感覚の変化
四季が曖昧になることで、日本の伝統的な季節感をどう感じるようになるのか?という問いに対する彼の答えは、非常に沖縄的でした。
- 彼からのアドバイス: 「春の桜や秋の紅葉はないけれど、代わりに『太陽と海の色の変化』で季節を感じるようになる。海の色が濃くなる冬、日差しが弱まる秋、そして鮮やかな花々が咲き乱れる春。沖縄ならではの『季節の移ろい方』を発見することが、人生の新しい楽しみになるよ。」
私も、移住前に本土の冬物を整理し、沖縄の気候に適した新しいワードローブを揃える準備を始めようと思います。
観光では見えない、私の沖縄
【東京より愛を込めて】 運営者である私が、沖縄移住という夢に向かう中で、すでに現地で新生活を始めている仲間たちから聞いた、生の声をお届けします。


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