「沖縄に移住したら、毎日新鮮な海鮮料理?」
私も東京にいる頃はそう夢見ていましたが、先日、沖縄本島南部で暮らす先輩移住者から、リアルな沖縄の食卓について話を聞きました。
彼曰く、「観光客が食べる沖縄グルメと、移住者が日常で食べるものは全く違う」とのこと。特に、私たちの食生活を支えてくれるのは、この二つだそうです。
1. ポーク(ランチョンミート):もはやソウルフード
沖縄のスーパーの棚には、驚くほど多種多様なランチョンミートが並んでいます。沖縄では「ポーク」と呼ばれ、味噌汁に入れたり、ゴーヤーチャンプルーの具材にしたりと、欠かせない存在です。
- 彼からのアドバイス: 「おにぎりの具にポークと卵焼きを入れた『ポークたまごおにぎり』は、朝食やドライブのお供の定番。これがあるだけで、急な献立に困らないんだ。」安価で日持ちするため、台風シーズンにも頼れる食材だそうです。
2. 沖縄そば:家庭ごとの「だし」の味
沖縄そばは、外食だけでなく家庭料理としても大活躍。彼に言わせると、「疲れた日の夕食は、具材を準備しなくても、麺とだしと少しのネギがあれば完成する最強の時短メニュー」だとか。
- 彼からのアドバイス: 「スーパーで売っている生麺と、濃縮タイプのだしの種類が豊富で、自分好みの味を見つけるのが楽しいよ。店によって味が全然違うから、お気に入りを見つけたら、そこで大量に買って冷凍ストックしておくんだ。」
沖縄の暮らしは、観光地で食べる豪華な料理ばかりではありませんが、こうしたローカルフードが、忙しい日々の心強い味方になっているようです。この話をきいて、私も移住したら、まず地元のスーパーでポークとだしを買い込むことから始めようと決意しました。


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