以前、ブログでシーミー(清明祭)を秋の行事として紹介してしまい、お詫びと訂正をしました。これを機に、沖縄の友人から「観光では絶対に参加できない、秋にある大切な祭り」について教えてもらいました。
沖縄の伝統行事は旧暦に基づいて行われるため、新暦の秋も非常に多くの祭りが集中します。
1. 五穀豊穣を祈る「豊年祭」
沖縄の各地域で行われる「豊年祭(ほうねんさい)」は、農作物の収穫に感謝し、翌年の豊作を祈願するお祭りです。
- 彼からのアドバイス: 「観光客向けの華やかなイベントというより、地域の人々が主役の、非常に厳かで生活に根ざしたお祭りだよ。集落の広場に集まり、綱引きや棒術、伝統的な舞踊が奉納される。ここには、沖縄のコミュニティの核となる精神が凝縮されているんだ。」
2. 糸満大綱引(いとまんおおつなひき)
南部・糸満市で行われる「大綱引」も、旧暦の八月十五夜(中秋の名月)に合わせて開催される、非常に大きな行事です。
- 彼からのアドバイス: 「那覇大綱挽ほど大きくはないけれど、糸満の大綱引は歴史が古く、地域の結束力がすごい。綱を引く行為自体に『五穀豊穣』や『大漁』の願いが込められていて、参加することでその土地の生命力を分けてもらえる気がするんだ。」
こうした伝統行事は、沖縄で暮らす人々の「繋がり」と「価値観」を理解する上で、非常に重要な鍵となります。私も移住したら、まずは地元の小さなお祭りに積極的に参加して、その土地の歴史を肌で感じてみたいと思っています。
観光では見えない、私の沖縄
【東京より愛を込めて】 運営者である私が、沖縄移住という夢に向かう中で、すでに現地で新生活を始めている仲間たちから聞いた、生の声をお届けします。


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