私と同じく、リタイア後の移住を考えている方だけでなく、働きながら移住を検討している子育て世代の仲間も増えています。彼らの一番の悩みは、やはり**「子どもの学校と地域コミュニティ」**についてです。
先日、本島南部へ家族で移住した友人に、そのリアルな体験を聞きました。
1. 公立学校は地域差が大きい
沖縄の公立学校は、移住者が多いエリアと、昔ながらの集落では雰囲気が大きく異なります。
- 彼からのアドバイス: 「移住者が多いエリアの学校は、外からの子を受け入れることに慣れているから馴染みやすい。でも、地元の繋がりが強いエリアだと、PTA活動や地域の行事への参加が必須で、親の負担が想像以上に大きい場合もある。入学前に、学校の評判やPTAの活動内容をリサーチしておくべきだった。」
2. 「海や自然の教育」というメリット
学校生活の大変さを上回るメリットは、やはり沖縄ならではの自然教育だと言います。
- 彼からのアドバイス: 「学校の授業でビーチクリーンをしたり、地域の豊年祭に参加したり、生きた沖縄の文化を体験できるのは本当に貴重。子どもはすぐ慣れるし、むしろ自然の中でたくましく育っていると感じる。」
3. 習い事と進学の現実
都会に比べ、学習塾や進学予備校といった選択肢は限られてくるのが現実です。
- 彼からのアドバイス: 「都会と同じレベルの受験対策や習い事(特に専門的なもの)を求めるなら、那覇市内や中部エリアに集中せざるを得ない。何を優先するか、教育のゴールを家族でしっかり話し合うことが大切だ。」
子どもの教育は、親のエゴだけで決められるものではありません。この話を聞いて、私自身も将来、移住仲間が増えた時に、子育て世代の悩みに寄り添えるよう、さらに情報を集めていきたいと思いました。
観光では見えない、私の沖縄
【東京より愛を込めて】 運営者である私が、沖縄移住という夢に向かう中で、すでに現地で新生活を始めている仲間たちから聞いた、生の声をお届けします。


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